初期胚のグレード②
前回、当院でのグレードのつけ方を 紹介しましたが、ここでは、実際の胚を、示してみます。
写真は、day2における、グレード1に相当するものです。実際の、培養では、2〜3割程度ぐらいの頻度で、みられます。
これぐらいの、胚を戻せれば妊娠の期待も膨らみます。但し、絶対と言うわけでは、ありません。妊娠には、胚の見た目の善し悪しだけではない、他の因子も絡んでくるので不明な部分が、多いからです。
前回、当院でのグレードのつけ方を 紹介しましたが、ここでは、実際の胚を、示してみます。
写真は、day2における、グレード1に相当するものです。実際の、培養では、2〜3割程度ぐらいの頻度で、みられます。
これぐらいの、胚を戻せれば妊娠の期待も膨らみます。但し、絶対と言うわけでは、ありません。妊娠には、胚の見た目の善し悪しだけではない、他の因子も絡んでくるので不明な部分が、多いからです。
培養師は、卵ひとつひとつにグレード(通知簿)をつけています。
今回は、当院でのグレードのつけ方を紹介しましょう。
初期胚(採卵2,3日後)の場合、4段階で評価しています。
指標は主に以下の3つ
①発育のスピードは順調か
②割球のサイズは揃っているか
③余分な細胞片(フラグメント)は出ていないか
申しぶんのない卵であれば、グレードは「 1 」となります。
ただしグレードは見た目だけを評価したものであって、卵自身がもっている
生命力を評価したものではありません。
たとえグレードが良くなかったとしても、やさしく見守ってあげてください。