雨が続き、ジメジメとして寝苦しい日もありますね。ウイルスに対する免疫力を高めるためにも睡眠は大切です。
以前、メラトニンの強い抗酸化力についてお話しさせていただきましたが、今回は睡眠についてです。
メラトニンは「睡眠ホルモン」とも呼ばれており、覚醒と睡眠の切り替えに重要な役割を果たしています。
朝光を浴びると、脳にある体内時計がリセットされて活動状態に導かれ、メラトニンの分泌が低下します。
メラトニンは起床時からおよそ14時間後に再び分泌され、それにより深部体温が低下し、自然に眠くなります。
またメラトニンの分泌量は夜間に十数倍になりますが、強い光を浴びれば夜間であっても分泌量は低下してしまいます。
このようにメラトニンは、体内時計と光の両方から調節を受けています。
朝の光を浴びる時間や、夜間に強い光を浴びないことを意識することで、より良い睡眠を心掛けたいですね。